こんにちは リンタママです!
このブログでは人生折り返し地点を過ぎてからの初挑戦で
楽しいことを増やす方法をお伝えさせてもらっています。
前回まで アラフォー主婦がTOEICの試験を受けて
半年間で265点アップした方法をお伝えしておりましたが
英語学習を再スタートするまでの経緯をお伝えした時に
20代で英検2級合格したお話をお伝えしました。
かなり昔の話なので忘れていたことも多かったのですが
今回は当時を想い出し強く印象に残った記憶をお伝えします。
英検2級といっても実際に英語が話せるわけでも使える環境にあったわけでもありません。
もちろん仕事に出来るレベルでは無いし、でも レベル維持の為にも何か。。と考えていたときに
私よりずっと賢い妹からある団体の留学生受け入れの話が新聞に載っていると教えてもらいました。
ホームステイの受け入れ先を探している内容で
ホストファミリーになるのにはいくつかの条件がありましたが、
当てはまったので応募をして、アメリカ人学生の男の子が来ることが決まりました。
うちで20歳のお誕生日を迎えたビル君です。
彼は良いことろをつなぐとレオナルドディカプリオに似ていました。
バスケットにも野球にもアメリカンフットボールにも興味の無い
地味系のアメリカ人でした。
当時 アメリカ人はみんなハリウッドスターの用に陽気でサービス精神にあふれる人たち
ばかりと思っていた私には驚きでした。
8週間程 家族として一緒に暮らしました。
当時 私の一人娘がまだ幼く、彼女の食べ方を
『messy!!』『messy!!』と毎回言ってました。
後から知りましたが
意味【汚い、よごれた】
読み方【メェシィ(mési)】
語呂【飯の食べ方が汚いのでよごれた】
役割【形容詞】
という意味です。確かに幼い娘の食べた後のテーブルは毎回 汚れてました。
そして今まで学んだことの無い単語で家の中はあふれていました(笑)
ビル君はウィスコンシン州出身のアメリカ人で広いお家にはプールがある
航空写真をみせてくれました。すご~いと思いましたが、ご近所さんの家にも
プールはみんなついているし、寒い地方なので泳げるのは夏の1カ月だけだ。
と教えてもらいました。
若いアメリカ人の男の子だし、たくさん食べるだろうと
たくさん揚げ物料理をしたのですが、過去に一度でも魚を揚げた油だと
独特の油が残って匂いが気になったらしく 警戒したのか揚げ物の類は一切
食べようとはしませんでした。お腹いっぱいなるのだろうか?と心配していたら
そのうち、家の冷蔵庫にあったマヨネーズとケチャップを
ビル君独自の配合で混ぜたソースが気に入ったようで
白いご飯にかけて、「美味しい!!」とそればかり食べていたのを
思い出すと今でも申し訳なくなります。
日本人なら普通に入る海へ海水浴に行った時は
海が汚すぎると海に一歩も近づくこともなく 暑い中ビーチで過ごして
家に帰ってから今でいう熱中症のような症状になり心配した夜を過ごしました。
当時大学生だった妹のいる広島に新幹線で行った時には
新幹線をもう一度乗りたい!!というほど気に入ってました。
広島の戦争跡地を一緒に歩き、歴史について二人で話し合ったこともありました。
学校に行くのに電車の乗り方も伝えたはずだったのに、私の英語力不足の為
10分に1本来るこの電車に乗って!の意味が伝わってなくて 学校から帰宅する度
乗り継ぎ駅でものすごく長い時間を過ごしていたことを知ったのは
帰国間際のことでした。
私も若かったですが、今思うともっと出来たことがあったのではという気持ちが
今でもあります。
私も最初は学んだ英語を少しでも使いたい!と思っていましたが、忙しい日々の中で
そんな気持ちは埋もれていきましたが
ひとつだけ学んだことがあります。
あっという間にビル君が帰国する日になり、空港まで見送りに行きました。
そして本当にお別れが近くなった時に急に心の底からさみしさがこみあげてきて
涙が止まらなくなり、自分ではどうしようもなくなりました。
そんな私をみてビル君は言いました。
「Don’t cry!」
えっ 命令形ってこんな時に使うの?と瞬間的に少し冷静になり
ビル君を見上げたら、ビル君の青い瞳からも涙がこぼれていました。
8週間という時間は家族になった時間でもありました。
そこから先はあまり覚えていませんが
英語で深いつながりを感じた瞬間は深い記憶のそこにまだありました。
こうやってブログを書くことで思い出せることに感謝です!!
最後までありがとうございました。
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