こんにちは、リンタママです。
犬を飼ってみたい方のなかには、里親募集サイトで探す方もいるでしょう。
また、反対に犬を保護して飼い主を募集している方もいますよね。
しかし、犬を譲渡する場合、ただ新しい飼い主に犬を渡せば良いだけではなく、譲渡契約書を用意しておくべきです。
そこで今回は、譲渡契約書の記載事項や作成方法について解説します。
目次
譲渡契約書は必須ではない
まず、譲渡契約書の必要性ですが、絶対に用意しておかなければいけないわけではないようです。
必要に応じて譲渡契約書などを作成する
引用元:個人間譲渡での注意点
あくまで「必要に応じて」とされています。
単純に友達同士や親せき同士であれば、譲渡契約書の必要はないでしょう。
ただ、インターネットで知り合った他人に譲渡する場合は、契約書を用意した方が良いです。
犬の譲渡契約書作成方法
犬の譲渡契約書の具体的な作成方法について解説します。
主なポイントは、以下の2つです。
- 何で作成するか?
- 何を書くか?
多少難しい部分もありますが、犬を譲渡する際には、細かく記載しておくようにしましょう。
譲渡契約書は手書きorパソコンどちらでも可能
譲渡契約書は、手書きでもパソコンでも、どちらで作成しても問題ありません。
どちらの場合でも、記載事項がしっかり書かれていれば大きな問題にはならないでしょう。
ただし、読みやすさを配慮した方が良いので、どちらかというとパソコンでの作成をおすすめします。
作成後に印刷して、見やすさを確認するようにしましょう。
譲渡契約書の記載事項
譲渡契約書には、基本的に以下の事項を記載してください。
以下の内容はペットに限らず、物品の譲渡契約書にも共通します。
- 里親・元親の情報
- 譲渡契約の目的
- 契約日時
- ペットの詳細
- 譲渡日
- 譲渡方法
- 譲渡条件
- 誠実協議条項(本契約の規定に関する疑義又はこれらの規定に定めのない事項について、誠意をもって協議して解決しましょう。という内容)
譲渡条件については、さらに具体的に「飼育」「返還」の2つの条件を記載しておきましょう。
飼育に関する条件
飼育に関する条件では、主に以下の内容を記載します。
- 室内or室外飼育を行うこと
- ワクチン接種を行うこと
- 法令に基づいた登録・飼育方法を遵守すること
- 健康診断を実施すること
- 必要に応じて去勢・避妊手術を行うこと
- 元親への定期的な報告
あくまで一例なので、このほかに追加することも可能です。
あまり条件が厳しすぎると譲渡が見送られてしまう場合もあるので、バランスを考えて条件を設定しましょう。
返還条件
特定の条件に当てはまった際に、ペットを返還できるように設定しておく事項です。
主な記載内容として、以下があります。
- 飼育条件に違反した場合
- 転売・再譲渡した場合
- ブリーダー犬として利用した場合
- 虐待・飼育放棄が確認された場合
これらの条件を設定しておくと、なにかしらのトラブルの際、ペットの返還を要求できます。
反対を言えば、設定していないと返還できなくなる可能性があるので、必ず記載しておきましょう。
ペット譲渡契約書ひな形ダウンロード
ペットの契約書を自分で作るのは大変です。
法律的な内容も絡んでくるので、自分では作成できない方もいるでしょう。
そこで、ダウンロードできる譲渡契約書をいくつか紹介します。
それぞれ多少内容が異なるので、合ったものをダウンロードしてください。
- 「里親募集 | 犬と一緒」譲渡契約書
- 四日市市の配布している譲渡契約書
- ジモティーで配布している譲渡契約書(サンプルのため参考に使用してください)
譲渡契約書は必ず用意しましょう
ペットを譲渡する際は、ペットのためを考え、譲渡契約書を用意しておきましょう。
調べてみると、契約書を用意していなかったためにトラブルに発展したケースもいくつかありました。
譲渡すれば終わり、ではなく、譲渡した後も考えておくべきですね。
ぜひ譲渡契約書を作成する際は、今回の記事を参考にしてください。
ちなみに、これからペットを飼いたいと考えている方は、以下の記事もおすすめです。
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