こんにちは!リンタママです。
ピアノを再開できる環境になったので、まずは昔弾いていた曲の中から選ぶことにしました。
昔ほど指は動かないと思いますが、それでも何から弾こうかなと心が弾みます!
ピアノを再開した経緯については、以下の記事で紹介しているので、こちらも合わせて読んでみてください。
目次
私のピアノ遍歴|きらきら星変奏曲を選ぶまでの経緯
最後の発表会で弾いたのがベートーヴェンのピアノ3大ピアノソナタと言われる「悲愴」Op.13第1楽章でした。
確か20歳頃だったと思います。
楽譜 全音ピアノピース146 ソナタ悲愴Op.13/ベートーベン / 全音楽譜出版社 価格:550円 |
発表会の曲は毎年先生が選曲をして、私は楽譜を渡されて練習してきただけでした。
最後の発表会の時、先生から「悲愴」の楽譜を渡された時に、プロの演奏をCDで聴いて曲の全体像をつかむ参考にしてみてはどうですか?と言われたのを覚えています。
今みたいにYouTubeは無かった時代ですしね(笑)。
それがきっかけで、私は初めて、ベートーヴェンのピアノ3大ピアノソナタ「月光」「悲愴」「熱情」3曲が入っているクラシックのCD購入。
クラシックに激しい曲があったことは、当時の私には衝撃的でした。
とくに「月光」第3楽章の激しさにに心奪われたのを覚えています。
このCDはすり切れて音飛びをするほど聞きましたね。
そして、発表会が終わった後に、月光の楽譜を自分で買いにいき、当時の私のピアノのレベルでは無謀と思いつつも独学で練習を始めたのです。
当時の私には難しかったのですが、練習を重ねて何とか弾いて、先生に聞いてもらった記憶があります。
先生からは「独学でよくがんばりました。」と言って頂き、その当時は褒められたんだと素直に受け止めて嬉しかった記憶があるのですが、今、大人になって思い出すと「先生は優しかったなぁ」と……。
楽譜 ベートーヴェン/3大ソナタ「悲愴」「月光」「熱情」(解説付) 109013/全音ピアノライブラリー/難易度:★★★★ 価格:1,430円 |
「きらきら星変奏曲」を選んだ理由
発表会の時は楽譜を暗譜して舞台に立たなければならなかったため、当日は暗譜で弾くことが一番の恐怖でした。
とくに発表会の舞台に立ち、スポットライトが当たった瞬間は、緊張でいつもより焦ってしまいます。
その結果、曲の終わりが見えなくなり、なんとか終わらせたと思ってしまったこともありました。
舞台を降りたあと、先生から「よく戻ってこれました」と優しく慰めてもらったのですが、不出来な生徒だったなぁと今では思います。
そんな私が「月光」を独学で練習をして、先生に見てもらったのですから優しい言葉をかけて下さったのも当然かもしれないですね。
これが私がピアノに対して初めて自発的に行動をした経験でした。
ピアノを再開するにあたって、比較的簡単で楽しめる曲、練習をしないと弾けない難しい曲の2つ選びたいと思っているので、いつかまた同じように弾ける日がくるまで練習したいと思います。
そして最初に選んだのは、小学校6年のとき、発表会で弾いた想い出の曲、モーツァルトの「きらきら星変奏曲」です。
価格:550円 |
小学生の頃、先生から「この曲になりました」と聞かされたときは、正直「つまらないな」と思ってしまいました。
有名な映画「アマデウス」もまだ観ていませんでしたし、漫画ベルサイユのばらに出てきたモーツァルトは天才的音楽家で子供ながらに紳士的な描かれ方をしていました。
何も知らないのでモーツァルトの曲は真面目な曲ばかりと思っていたのです。
小学生にとって教科書に載っているような偉人はみんな真面目な人です。
価格:1,100円 |
大人になってわかった「きらきら星変奏曲」の魅力
この曲は心がスッと真っすぐになるような感じがして、大人になってから好きになりました。
「きらきら星変奏曲」の原題を直訳すると、『フランスの歌曲「ああ、お母さん、あなたに申しましょう」による12の変奏曲』です(私にとってはママの味ミルキーみたいなイメージ)。
英語を習い始めた時、アルファベットもこの曲で覚えたりしませんでしたか?
ちなみに、再開して2週間くらいの時です。
趣味で楽しんでいるレベルですが、2週間でこの位は弾けるようになりました!
きらきら星変奏曲の曲の構成
きらきら星変奏曲の曲構成は、12の変奏からなっています。
- 主題
- 第1変奏
半音階できらびやかなのが特徴 - 第2変奏
速いアルペジオが特徴的 - 第3変奏
右手のアルペジオの美しさが特徴的 - 第4変奏
左手が10度飛びます - 第5変奏
一度静まりかえる部分 - 第6変奏
左手・右手共に速いパッセージが特徴的 - 第7変奏
壮大さを感じられる部分 - 第8変奏
ハ短調へと転調 - 第9変奏
ハ長調へと戻る - 第10変奏
手が交差するので注意 - 第11変奏
ゆっくりめで温和な雰囲気 - 第12変奏
3拍子になる
上記の12変奏を見るとわかると思いますが、有名な「キラキラひかる」の旋律が変幻自在に変わっていく面白さがあります。
また、自分の好きな変奏曲だけ弾けるのも特徴です!
私も小6の発表会の時、先生から全部弾くと長くなるからという理由でいくつか省略された記憶があります。
「きらきら星変奏曲」上達への道
きらきら星変奏曲は、さまざまな記憶があり、ピアノを再開する上で一番に選んだ、私の大切な一曲です。
もちろんもっと上達しようと思えばハノン的な練習も必要だなと感じますが、まずは楽しさ先行で続けていきます。
練習結果は、またブログで伝えていくので、ぜひ成長を見てください!
ピアノをこれから始める方は、音楽教室に通ってみることもおすすめします。
シアーミュージックは、オンライン、マンツーマンで受講できる教室なので、普段忙しい方にもおすすめです。
通いやすく続けやすい教室として定評があるので、より上達したい方はシアーミュージックで学ぶことも検討してみてください。
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